オーラルフレイル とは?
年齢を重ねると体の機能が衰えていきます。これを「フレイル」と言い、健常な状態から要介護が必要になっていく段階の事を言います。地域包括ケアシステムを推進する上で介護予防効果を高めるためにはこのフレイルの状態にならないようにする事がとても大事になっています。
口腔機能も年齢を重ねるとともに、噛む力や飲み込む力が衰えていきます。この事を「オーラルフレイル」と言います。現在、介護予防としてのフレイル予防はかなり周知されてきましたが、口腔機能低下予防としてのオーラルフレイル予防はなかなか周知されていないのが現状です。しかし、介護現場での口腔機能を見てみると、嚥下や食欲に大きく関わってくるため、筋力低下や体重の減少から始まり誤嚥性肺炎や発熱や認知症にまで関わってくるので、高齢者のフレイルにとっての第一関門となってくるのがオーラルフレイルと言えます。
義歯・入れ歯の管理だけが高齢者の口腔ケアではありません。当院の方針である「患者さまが年を重ねても、ご自身の歯で好きなものを食べてもらう。」をモットーに、年齢とともに口腔機能について心配事がある方は、まずは一度ご相談してみて下さい。患者さまの「こうしたい、こうなりたい」を当院の歯科医師が全力でサポートいたします。
チェックによる結果
0〜2個「危険性が低い」
3〜5個「危険性あり」
6〜8個「危険性が高い」
9〜10個「危険性が非常に高い」
※1項目でも気になることがあれば、当院にご相談下さい。
誤嚥性肺炎 口腔ケアを受けた方のほうが、2年間の肺炎発症率が約半分におさえられます。
発熱予防 口腔ケアを受けた方のほうが、発熱の発生率が低くなります。
認知症予防 歯数と義歯の使用は、認知症発症リスクが減らします。
※参考資料等:介護高齢者に対する口腔衛生の誤嚥性肺炎予防効果に関する研究(日本医学界誌.2001)、平成22年厚生労働省科学研究:神奈川歯科大学より
食べれる成分100%・オーガニック*のオーラルケアです。
高齢者の方々にも安心して使用できます。
歯の表面や口腔内全体の汚れを除去し、口臭や歯周炎・歯肉炎の予防に効果がある口腔ケア用ジェルです。
エタノールが入ってないので、優しい使いごこちです。
舌トレーニング用具です。
舌の運動機能は、安全に食事をする上で重要な機能です。
スムーズに食べ物を飲み込めるよう嚥下機能向上のため、
舌の筋力を強化しましょう。